4月6日は「白の日」です。
美肌への意識を生むきっかけの日とするのを目的に、「し(4)ろ(6)」の語呂合わせから、素肌美研究家で株式会社クリスタルジェミーの中島香里社長が制定しました。
色鉛筆から消えた“はだいろ”。日本のグローバル意識とは
以前こちらの記事で、多様性の観点から「はだいろ」という表記撤廃の動きがあるというお話をしましたが、「美白」「ホワイトニング」といった表記も同様に各社撤廃の動きが強まっているのをご存じでしょうか。
この動きは「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)」と呼ばれる人種差別撤廃運動を発端に指摘され始めた、「Whitening(ホワイトニング)」などの表現が“白い肌=美しい”という固定概念を助長し、人種差別につながるという訴えに応えたものです。
筆者は「美白」と表記のある商品を普段から愛用していますが、感覚として、化粧品などでうたわれる「美白」という概念は、肌そのものを白くするというわけではなく、「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐこと」を意味していると理解しています。
したがって、“肌が白い人は美しい” “白人に対する憧れがある”という意識はなかったのですが、このような意見を知ると、“感覚の違いを理解する”というのは非常に難しいのだと考えさせられます。
「美白」という表記1つに対する受け取り方も、種としての歴史や、個としての感じ方、さまざまな要因によって感覚の違いが生まれるのだと思います。
100人がいたら100人が不快にならない、嫌な気持ちにならない、というのがベストではありますが、その探求の先に共通の答えがあるのかは未知数です。
ただ、声が上がるものに対して真摯に向き合い、さまざまな視点から物を見て考えるという努力は、いつの時代でも必要なことに変わりないでしょう。
皆さんはこの「美白」表記撤廃の動きついて、どのように考えますか?
4月6日はほかにもこんな日があります!!
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