お祭りや初詣、七五三など、古くから私たちの生活と縁のある神社。
しかし、「神社」だけでなく「大社」、「神宮」のように呼び方が違うものが存在しますよね。
実は神社にも格式があります。
今回はその種類と称号についてご紹介します。
社号の種類
一般的に私たちが使っている「神社」以外にも、「神宮」「大社」「大神宮」「宮」「社」と6種類の社号があります。
【神社】
最も一般的な社号です。
名乗るための特別な条件はなく、全国に約8万社以上あると言われています。
【神宮】
神社のなかで最高位であり、皇室とゆかりの深い由緒ある神社につけられます。
「神宮」のみの場合、伊勢神宮を指します。
【宮】
神宮に次いで高い格式が「宮」です。
宮では天皇や皇室と親交の深い人物や、歴史上重要な人物を祀った神社に使用されます。
【大社】
古くは出雲大社のみを指す称号として使われていましたが、現在では全国の総本社である規模の大きな神社に与えられています。
【大神宮】
伊勢神宮から分霊(※)した神を祀っている場所です。
(※)祭神の霊をわけて、他の神社にまつること。
【社】
最も規模が小さいものを指します。
敷地がない神社も多く、祭壇を設けて神様を祀った場所や建物のことです。
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いかがでしたでしょうか。
その神社で祀られてる神様が誰なのか、ご利益は何なのか調べてみるのも面白いです。
ちなみに、良縁結びは「誰か良い人と結ばれる」ことを指し、縁結びは「好きな人と結ばれる」ことを指すそうです。
お祈りする内容によって参拝する神社も変わってきますので、注意してくださいね。