食べ合わせることで栄養素を破壊してしまうなど、相性の悪い食材をこちらの記事でご紹介しましたが、相性の良い食材ももちろん存在します。
今回は、一緒に食べることで吸収率や栄養価などを高める相乗効果のある食材コンビをまとめました。
■トマト×オリーブオイル
イタリアンで鉄板の組み合わせですね。
トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用は非常に強く、オリーブオイルと一緒に食べることでリコピンの吸収力がアップします。
■うなぎ×梅干し
この2つを食べ合わせると良くないと言われていましたが、栄養学・医学的な問題は全くなく、実は迷信だったようです。
梅干しに含まれるクエン酸は、うなぎに含まれるビタミンB群と一緒に摂取することでエネルギーの代謝効率をあげてくれるという相乗効果があります。
■納豆×キムチ
納豆菌には、キムチに含まれる乳酸菌の増殖を助けてくれる効果があります。
組み合わせることで最強の発酵食品が完成。
便秘に悩んでいる方はぜひお試しください。
■ほうれん草×ごま
ごま和えやお浸しなどでよく使われる食材ですね。
ビタミンやミネラルが豊富なほうれん草と、悪玉コレステロールを排除するタンパク質や植物性脂肪を多く含むごまの組み合わせは、高血圧や動脈硬化を予防してくれる作用があります。
番外編として…
■枝豆×ビール
定番のお酒のお供、枝豆。
枝豆には、メチオニンと呼ばれるアルコールを分解する成分が含まれています。
さらにアルコール代謝を促進させるビタミンB1や、むくみを取ってくれるカリウム、肝臓をケアしてくれるコリンも豊富で、実はとても理にかなっている組み合わせなのです。
お酒好きな方にとって、とても心強い味方ですね。
今回は吸収率・栄養価が高まるものについて紹介しましたが、ダイエット向け・腸活向けの食べ合わせなどまだまだたくさんあります。
食材それぞれに相性があり、組み合わせることでそれぞれが持つ栄養以上の効果を得ることができます。
上手に組み合わせて、バランスよく栄養を取り入れていきましょう。
1992年、神奈川県生まれ。A型。動物占いはトラ。
エステサロンや脱毛サロンで勤務してました。
健康オタク。好きな食べ物はお寿司。趣味はお笑い、映画鑑賞。
好きな分野は美容、グルメ、旅行、健康。