普段口にしているさまざまな食材ですが、組み合わせによっては栄養素を十分に吸収することができなくなったりするものも存在します。
今回は意外と知られていない相性の悪い食材をまとめました。
■トマト×きゅうり
これは知っている方も多いのではないでしょうか?
サラダの具材では定番の組み合わせですが、実はきゅうりに含まれる酸素成分がトマトに多く含まれるビタミンCを壊してしまいます。
対策として、きゅうりに含まれる酵素成分は酢と熱に弱いので、酢の入ったドレッシングやマヨネーズをかければ問題ないようです。
■わかめ×ねぎ
お味噌汁のスタメン選手ですが、実は一緒に食べるとカルシウムの吸収に影響があるのです。
ネギに含まれる硫化アリルとリンが、わかめから得られるカルシウムの吸収を抑制してしまいます。
■ベーコン×ほうれん草
ベーコンに含まれるリン酸塩は、ほうれん草に含まれるカルシウムや鉄の吸収を阻害します。
また、組み合わせることで発がん物資を生成するという報告も出ているようですが、こちらに関しては確証的な実証には至ってないとのこと。
どちらにしても大量に摂取しなければ問題はないようです。
■納豆×卵白
タンパク質同士で体によさそうな組み合わせですよね。
しかし、卵白に含まれるたんぱく質の1種アビジンによって、納豆のビオチンを吸収できなくなります。
このビオチンという成分は、髪や爪、皮膚を形成してくれる大切な成分。
組み合わせるときは黄身だけにするか、熱を加えることでアビジンが変性するため半熟卵にしましょう。
■にんじん×大根
生のにんじんに含まれるアスコルビナーゼには、大根のビタミンCを破壊する作用があります。
アスコルビナーゼは50度以上の熱を加えて調理するか、酢を加えることで働きが弱まるので、煮物や炒め物にすると栄養を逃すことなく調理できます。
どれもこれも普段何気なく組み合わせてしまう食材。
どうせ摂取するなら、栄養分を最大限に吸収したいですよね。
ぜひ料理や食事の際に少しだけ気にしてみてください。
相性の悪い食材があるように、組み合わせることでプラスに効果が働く相性抜群な食材もあります。
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1992年、神奈川県生まれ。A型。動物占いはトラ。
エステサロンや脱毛サロンで勤務してました。
健康オタク。好きな食べ物はお寿司。趣味はお笑い、映画鑑賞。
好きな分野は美容、グルメ、旅行、健康。