今回は、ユニークな福利厚生として話題の『社長のおごり自販機』をご紹介します。
これはサントリー食品インターナショナルが手がける法人向けの新サービスで、
社員2人が社員証を同時に専用の自動販売機にタッチすることで、2人分の飲料が無料で出てくるというもの。
料金は社長のポケットマネーから…というわけではなく、設置先の法人負担です。
導入先の希望に合わせて、以下の設定変更も可能だそうです。
・1人あたりの1日の利用上限回数
・無料になる対象時間・曜日の設定
・ポスターの文言の変更
(例:工場長のおごり自販機)
このサービスは、コロナ渦によるリモートワークの普及や時差出勤といった働き方の変化によって起きる、社内コミュニケーションの希薄化を改善するために生まれました。
実際に、コクヨにて社長のおごり自販機を導入し実証実験を行ったところ、使用者の97.8%が「コミュニケーションのきっかけになった」とアンケート上で回答しています。
確かに、
「ちょっと休憩しに行こうよ」
と声をかけやすくなりますし、飲み物を飲んでリフレッシュする間、
「最近どう?」
とコミュニケーションをとるきっかけになりますよね。
福利厚生の充実は、社員1人1人のモチベーション向上や定着率の向上に寄与します。
人生において多くの時間を過ごすことになる会社という1つの空間。
快適な環境であるに越したことはないですよね。
社長のおごり自販機は、今後首都圏エリアから順次展開していく予定だそうです。
社内コミュニケーションを活性化させたいとお悩みの企業様、ぜひ導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。
岡山県生まれ。大学で英米語を専攻するも、韓国語のほうが得意。
興味・関心をもったトピックスについてジャンルを問わず執筆。
平和主義者。好きな言葉は「好きこそ物の上手なれ」