妊娠はいつでも「おめでたいこと」とされていますが、身ごもった母親の精神的・肉体的ダメージは、妊娠を経験したことのない人の想像をはるかに超えるものです。
つわり、陣痛、出産、育児など、経験者が語る痛みやつらさを文字に起こすのは簡単ですが、
本当につらい思いをしている女性のSOSに気付いてあげられていますか?
今回お伝えしたいのは、妊娠うつと産後うつというものが、よく耳にする「マタニティーブルー」とは全く別物であるということです。
マタニティーブルーとは、妊娠・出産に伴うストレスや疲れ、ホルモンバランスの乱れが原因で起こるとされる、軽度のうつ状態のことを言います。
妊娠をした女性の半数以上が経験しているとも言われていますので、珍しいものではありません。
一過性のものなので1~2週間程度で軽快します。心身を十分に休ませ様子を見ましょう。
しかし、1か月近く経っても治らない場合、これは妊娠うつ・産後うつの可能性があります。
マタニティーブルーと混同されがちですが、症状が長く続くようであれば専門の医療機関の受診が必要です。
治療法は様々ですが、薬を飲まない治療も確立されていますので、赤ちゃんへの影響を考えるのであれば早期に医師に相談しましょう。
身近にママさんがいたら少し気にしてみてください!
1996年、新潟県生まれ。
趣味は献血、フォロワー1人のインスタアカウント有。
日本一の抹茶アイスを作るため研究中。