インドで女性が他者への卵子提供の手術中に死亡しました。
原因は卵巣過剰刺激症候群(OHSS)。
死亡した女性は23歳で、手術前はいたって健康だったといいます。
不妊治療でも行われる卵子採取ですが、死亡することがあると知っている人はどのくらいいるでしょうか。
私はこの死亡事故を通して初めて、卵巣採取に死亡リスクがあることを知りました。
卵子採取には各過程ごとにいくつかのリスクがあります。
そのなかの1つに、排卵を誘発させるための薬によって卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になってしまうことがあげられます。
薬による反応が良すぎると、卵巣が大きく腫れてしまったり、腹水によって下腹部が張ったり、痛くなったりしてしまうこともあるそうです。
ひどい場合には呼吸不全となり死に至ります。
この女性は、卵子採取が死亡リスクのある手術だと理解していたのでしょうか。
日本でも不妊治療で行われる卵子採取。
精子とは異なり体内にあるものを取り出すため、リスクや副作用は多くあります。
いくら医療が発達してもリスクが0になるわけではありません。
女性だけでなく、男性も同じように卵子採取のリスクを理解してほしいと思います。
1994年、新潟県生まれ。フェミニスト。働く女性の力になりたい。
大学では韓国語を専攻していました。IT営業、コンサルの経験有り。
趣味はツイッター、好きな食べ物はおにぎりです。猫好き。
気になった出来事を自分の考えとあわせて発信します。(女性差別に関する記事多め)