「黒」は喪を表す色ですが、ブラックリボンもそのまま「追悼」の意味を含んでいます。
社会的に痛ましい事件や被害があった後に使われます。
■具体的には
・差別テロなどで多数の死者が出たとき
アメリカ同時多発事件やバージニア工科大学の銃乱射事件など
・大きな災害によって犠牲者が出たとき
東日本大震災など
・社会的に影響のある人が亡くなったとき
国家元首が亡くなるなど
このリボン運動は団体・個人問わず用いられ、社会的事件の後にGoogleのトップページに表示されたことで話題になりました。
ブラックリボンを目にした日には、何か大きな事件や亡くなった方がいるのかな…と思わせられますが、ブラックリボンにはもう1つ別の意味が込められています。
それは「インターネット上の自由への政府の介入を反対する」という意思表示です。
SNSやメディア上での言論の自由や情報の規制、国の検閲などへの反対を意味し、その意思表示が着々と広まってきています。
皆さんもよく目にするであろうGoogle、Apple、Facebook、Twitterもブラックリボンを掲げています。
いずれも日常で使用するメディアではないでしょうか。
トップページにブラックリボンが表示された日には、ニュースに目を向けてみてください。
悲しいニュースに違いありませんが、とても重大なニュースであることは確かです。
1996年、新潟県生まれ。
趣味は献血、フォロワー1人のインスタアカウント有。
日本一の抹茶アイスを作るため研究中。