2022年12月13日、ニュージーランドにて一生涯紙たばこを買えなくする法改正案が可決されました。
こういった取り組みは国家レベルだと初めてのこと。
対象者は2009年1月1日以降に生まれた人々です。
・2025年までに喫煙率を5%未満に抑えること
・最終的に喫煙者を完全になくすこと
を目指し、現在の子どもへのたばこ販売を禁止するこの法案。
法改正後はたばこを購入できる人の数が減少し、やがては「たばこのない国」へと向かうことになります。
規制対象者にたばこを売った場合は、最高で約1300万円の罰金が科されます。
国民の健康を維持するという目的はもちろんですが、喫煙によって引き起こされる病気の治療が必要なくなるため、医療制度の費用を削減できるという狙いもあります。
喫煙者からするとゾッとするようなニュースかと思いますが、電子たばこや加熱式たばこは当面容認されるようです。
闇取引の悪化といった懸念点も出てくるとは思いますが、非喫煙者の方からすれば「たばこのない国」が実現されるところを見てみたいのではないでしょうか。
もしも日本で同じ取り組みが行われたら…
皆さんはどう思いますか?
岡山県生まれ。大学で英米語を専攻するも、韓国語のほうが得意。
興味・関心をもったトピックスについてジャンルを問わず執筆。
平和主義者。好きな言葉は「好きこそ物の上手なれ」