5月19日は「小諸・山頭火の日」です。
山頭火とは俳人の種田山頭火、小諸とは長野県小諸市のことです。
小諸市にある温泉宿 中棚荘(当時は中棚鉱泉)に種田山頭火が宿泊し、その日の日記に「熱い湯に入れて酒が飲めるのがいい」と残したことから、中棚荘が記念日として制定しました。
俳人/種田山頭火
山口県防府市生まれ、本名は種田正一。
15歳の頃から俳句を始め、高校を主席で卒業し早稲田大学へ進学するなど、学業でも優秀な成績を修めていました。
34歳の時には俳諧雑誌「層雲」にて初入選。
その後は俳句選者の1人となりましたが、生家の破産や家族の自殺、関東大震災に被災するなどたくさんの苦労を経験しています。
1926年(大正15年)に自由を求めて放浪の旅に出たのち、1940年(昭和40年)、57歳で生涯の幕を閉じました。
俳句とは、五・七・五の十七音からなる短い詩で、十七音の中に季節を表す季語を含むことが原則とされています。
しかし彼はその定形に縛られず、十七音という音の数も自由に、季語も使わない自由律俳句を確立させました。
「分け入っても分け入っても青い山」という句をご存じの方も多いと思いますが、季語を使わず目の前の光景から感じたものを自由に表現しています。
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種田山頭火と並び自由律俳句の最も著名な俳人の1人である尾崎放哉は「咳をしても一人」という俳句を残しています。
この上なく自由なジャンルなので、皆さんも一句詠んでみてはいかがでしょうか。
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