5月15日は、魔法びんや水筒で有名なサーモス株式会社が制定した「水分補給の日」です。
人間の体に水分が多いことは認知されていますが、水分量が減った状態(脱水症状)になるとどうなるかというのはあまり認知されていません。
今日は人間の体と脱水症状の情報をお伝えしたいと思います。
脱水症状の例
脱水症状は、体から何%の水分が失われているのかというのが目安になります。
1% | 大量の汗、喉の渇き |
~2% | 喉の強い乾き、めまい、吐き気、ぼーっとする、重苦しい、食欲減退、血液濃縮、尿量が減少する、血液濃度の上昇、3%を超えると汗が出なくなる |
~4% | 全身の脱力感、動きが鈍く感じる、皮膚の紅潮化、イライラする、強い疲労感、感情鈍麻、吐き気、感情の不安定や精神不安定、無関心 |
~6% | 手足のふるえ、ふらふらする、混迷、頭痛、熱性こんぱい、体温上昇、脈拍・呼吸の上昇 |
~8% | 幻覚、呼吸困難、めまい、チアノーゼ、言語化ができなくなる、疲労困憊状態、精神的な錯乱が始まる |
10~12% | 痙攣、ロンベルグ徴候、失神、舌の膨張、譫妄および興奮状態、不眠、循環不全、血液および血液減少、腎機能不全 |
15~17% | 皮膚がしなびてくる、飲み込み困難、目の前が暗くなる、目がくぼむ、排尿痛、聴力損失、皮膚の感覚鈍化、舌がしびれる、眼瞼硬直 |
18% | 皮膚のひび割れ、尿生成の停止 |
20% | 生命の危機、死亡 |
出典:水分損失率と現れる脱水諸症状の関係、日本体育協会、スポーツと栄養、108ページを引用して加筆修正
1%~2%であれば季節に関わらず感じることがあることがあると思いますが、4%の脱水症状からは日常生活ができないようなレベルになります。
このことから、いかに水分補給が大切かというのがわかりますね。
1日に必要な水分量
厚生労働省の発表によると、おおむね体重1kgに対して40mlの水分を摂取すれば問題は起きないとされています。
【計算方法】
体重×40ml=1日に必要な水分量
以下一覧表です。
体重目安 | 必要水分量目安 |
15~30 | 0.6~1.2 |
30~40 | 1.2~1.6 |
40~50 | 1.6~2 |
50~60 | 2~2.4 |
60~70 | 2.4~2.8 |
70~90 | 2.83.6 |
80~100 | 3.24 |
当然ながら運動をした後やサウナに入って汗をかいた場合などは、上記以上に水分摂取が必要と言えます。
水分を調整してむくみを解消したいという方も多いかと思いますが、なるべく適切な水分量を保持してくださいね。
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