2月28日は全国ビスケット協会により制定された「ビスケットの日」です。
江戸時代、パンの製法を学ぶため長崎に留学していた水戸藩の蘭医 柴田方庵が長期保存できるビスケットに目をつけ、1855年2月28日に水戸藩へ日本初のビスケット製法に関する手紙を送ったことが記念日制定の由来となっています。
素朴で優しい味のビスケットは、昔から日本人に愛され続けていますよね。
お菓子の1種として根付いているビスケットですが、ただのお菓子と侮ってはいけません。
実は健康に欠かせない栄養が豊富に含まれているんです。
ビタミンB1、モリブデンをはじめ、カルシウム、ビタミンB1、B2など、現代人に不足しがちな栄養が含まれています。
なかでも全粒粉入りのビスケットは小麦全体を粉末にして作られていて、普通のビスケットの何倍も栄養価に優れています。
手に取るときは、ぜひ全粒粉のものか確認してみてください。
「飽食の時代」と呼ばれる現代。
捨てるほど食べ物が溢れているにも関わらず、偏った食生活が引き金となり栄養失調に陥る人が増えており、日本は特に栄養不足に悩む子どもが多いと言われています。
毎日のおやつから手軽に栄養を摂取していきましょう。
またビスケットと言えば、長期保存に優れている食品で非常食としても普及しています。
通常販売の商品とは別に、防災専用品として市場に出ていて、その保存期間は5~6年のものが多く、非常用のお菓子のなかでも特に長期保存に特化しています。
突然の災害時・避難時など不安やストレスがつのるなかで、日頃から食べ慣れているものを口にできることは安心感へとつながります。
開けてすぐに食べることができますし、適度なボリューム感でおなかも満たせます。
いざという時のために備えるものとして、ビスケットは大変適しているのです。
栄養豊富で長期保存にも優れているビスケット。
日常に、緊急時に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
2月28日はほかにもこんな日があります!!
#バカヤローの日
#エッセイ記念日
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#にわとりの日