軟水と硬水、それぞれの効能とは?

軟水と硬水、それぞれの効能とは?

メリットに合わせて使い分けてみましょう!


生きていくうえで必要不可欠な水。毎日何気なく口にしていますが、その効能について知っていますか?

その種類は大きく2つに分かれており、“軟水”と“硬水”が存在します。

これは、水1Lあたりに溶けているカルシウムとマグネシウムの含有量で分けられています。簡単に説明すると、カルシウムとマグネシウムが多く含まれるものが硬水です。

それぞれにメリットがあるので、用途や利用シーンで使い分けることをおすすめします。

軟水

まず、日本ではメジャーとされていて一般的にご家庭や飲食店で口にする軟水。

その特徴としては、まず飲みやすさ。クセがなくまろやかで、口当たりがいいのが特徴です。

内臓への負担も少ないのでおなかにやさしく、赤ちゃんのミルクにも安心して使用できます。

また、料理にも使いやすい軟水。出汁を重要とする繊細な日本料理にはとても相性のいい性質なんです。

さらに、軟水はミネラルバランスが人間の肌に近いため、シャンプーや洗顔にも適しています。

実は、水道水の硬度は都道府県によって異なります。

引っ越してからシャンプーの泡立ちが悪くなったという方いませんか?

髪のパサつきやきしみ、お肌の乾燥に悩んでいる方は、軟水化機能がついているシャワーヘッドなども販売されているので使用してみてはいかがでしょうか。泡立ちもとても良くなります。

このように、軟水はとにかく汎用性が高いことが1番の特徴と言えます。

硬水

続いて、ヨーロッパや北米に多く存在する硬水。日本ではあまりなじみがないため、意識して取り入れる必要があります。

まず重要な味ですが、軟水と比べ飲みにくく口当たりが重いのが特徴。硬水は硬度が高ければ高いほど飲みにくさが比例します。

硬水の1番のメリットは、現代人に不足しがちなミネラルを手軽に摂取できるところ。

ミネラルは骨や歯の形成、細胞の働きをサポートするために必要不可欠ですが、体内で作り出すことができないので、自ら取り入れていく必要があります。

汗からミネラルが排出されてしまうスポーツ時の水分補給にもおすすめです。

また、マグネシウムを多く含むため、便秘解消効果が得られます。そのため女性の間ではダイエットに硬水を用いる方も。

しかし、硬水は1度に取りすぎてしまうと、おなかを壊したり体調が悪くなったりしてしまうので過剰摂取は禁物です。がぶ飲みしないように気を付けましょう。

普段の食事でミネラルが不足しがちな方や、便通改善したい方、ぜひ硬水を取り入れてみてはいかがでしょうか。



番外編として、近年美容家や健康オタクの間で人気のある“シリカ水”。

アンチエイジングに最適なミネラルの1種”シリカ”は別名「美のミネラル」と言われています。

体内のコラーゲンやヒアルロン酸の増加、カルシウムの吸収を促進する働き、また、コレステロールが血管に沈着するのを抑制してくれます。

骨や筋肉の老化防止にも効果があり、美と健康を意識する方にぴったりです。


無色透明の水ですが、その効果はさまざま。ぜひ、目的や自分の健康状態に合わせてチョイスしてみてください。


この記事のライター

uni

1992年、神奈川県生まれ。A型。動物占いはトラ。
エステサロンや脱毛サロンで勤務してました。
健康オタク。好きな食べ物はお寿司。趣味はお笑い、映画鑑賞。
好きな分野は美容、グルメ、旅行、健康。

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