「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」とは、1945年のアウシュヴィッツ強制収容所が解放された日を由来とし、国連が2005年に定めた国際デーです。
100万人を超える人々がアウシュヴィッツで命を落とし、その犠牲者の多くがユダヤ人でした。
劣悪な労働環境や人権を無視した人体実験、毒ガスでの殺害など、人類史上最も凶悪な事件と言っても過言ではありません。
ホロコースト犠牲者を想起する国際デーは、この事件から2度と同じ過ちを人類が繰り返さないよう、人種差別や偏見による危険性を警告し続けることを目的としています。
きっと皆さんのなかには「こんな事件は2度と起こらないだろう」と思う方もいるかもしれません。
しかし本当にそうでしょうか。
世論とはとても怖いもので、上に立つ人次第ではあっという間に間違った方向に進むことがあります。
きっと当時の人々のなかには、“ユダヤ人は差別され殺されるのが当然”と思う人もたくさんいたと思います。
そんなことはあり得ないことですが、上に立つ人が、世論が、自分の周りの人々が、口をそろえてそう言いだしたら…
「それは間違っている!」と果たして言えるでしょうか。
人種差別、女性差別、障がい者差別…
世界でも日本でもあらゆる差別が残っています。
今日はホロコースト犠牲者を想起する国際デー。
アウシュヴィッツの犠牲者を弔うとともに、人種差別やあらゆる差別について考えてみる日にしてもいいかもしれません。
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