今日1月24日は「教育の国際デー」、2018年の国連総会で採択されました。
これはSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」にもつながっています。
日本では中学校までを義務教育とし、教育を受ける権利が等しく保障されています。
高校への進学率は9割を超えており、大学・短大・専門学校へ進学する人も半分以上と増えています。
しかし、海外(特にアフリカの貧困地域や内戦の起こっている地域など)ではまだまだ十分な教育を受けられない子どもがたくさんいます。
…と書くと、日本は教育に関してまるで問題がないかのように見えますね。
しかし、本当にそうでしょうか。
今回の記事では、日本の教育格差を生み出しているであろう3つの問題についてお話したいと思います。
■男女格差
医大の点数操作問題が記憶に新しいですが、実はその他にも問題が明らかになっています。
都立高校や私立高校には男女定員数が存在し、同じ点数を取ったとしても男子は合格、女子は女子の合格点に到達できないために不合格となる、という事実が発覚したことはご存じでしたか?
筆者が中学生のとき、「同じ学校でも女子は男子より偏差値が5高くないと入れない」と言われたことを思い出しました。
同じ学校なのに?と当時はあまり深く気にしませんでしたが、筆者が学生の頃からそのように言われていたということは、地域や学校のレベルに関わらず常習化していたのかもしれません。
(そもそも入試の試験結果を公表しないのも、こういった背景があるからでしょうか…。)
■地域格差
田舎と都会だと、幼いころから触れることのできる経験の数に大きな差があります。
場所によっては、大学どころか高校もない地域だってあるのです。
身近に大学があり、進学のために勉強することが当たり前という環境で育つ人と、中学を卒業したら働くのが当然という環境で育つ人、どちらが勉強を重要視するようになるかは明確ですね。
(※進学するのが良いということではありません。)
■収入格差
東大生の約6割は、親の年収が950万円以上という調査結果が出ています。
子どもに十分な教育や経験をさせてあげられる収入があるということはもちろん、親自身が大学を出ていれば、子どもも必然的に将来は大学に進学しようと思うのかもしれません。
筆者自身、有利子の奨学金や教育ローンを借りて大学を卒業しましたが、大学時代はアルバイトに明け暮れ、卒業後すぐに借金800万からスタートという状況だったので、親の収入は教育にも大きく関係すると思っています。
今日は教育の国際デー。
日本でも世界でも教育に関する問題はまだまだたくさんあります。
未来の子どもたちのためにも、今現在ある問題は私たちの生きているうちになくしていきたいですね。
1月24日はほかにもこんな日があります!!
#法律扶助の日
#郵便制度施行記念日
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