企業の「顔」として来客対応などを行う企業受付。
どの企業を訪問しても、迎えてくれるのは女性ばかり。
受付にはなぜ男性がいないのでしょうか。
企業の「顔」に男性が選ばれてもよいと思いませんか。
受付と聞くと、きらびやかな人をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際は社風に合う雰囲気であることが重要だとされています。
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あくまでも例ですが、広告系だと派手な印象だったり、金融系だと真面目な印象だったりとさまざまです。
各企業、制服やメイク、ネイルといった身なりの規定を設け、会社の雰囲気を演出している場合もあります。
現にとある企業では、髪色のスケールやネイルの色、リップの色まで細かく制限されているそうです。
男性はその点で、雰囲気の演出が難しいということなのでしょうか。
また、体格などから威圧感を感じさせないようにという意見もネット上では見られましたが、
接客スキルは受付として求められる要素の一つ。
丁寧な話し方や、柔らかい表情付けができるのであれば、特に問題ないように思います。
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実際に受付として働く方にお話を伺ったところ、
「分刻みのミーティングスケジュールに合わせて、お茶出しや下膳を繰り返す現場の場合、
意外と体力勝負な側面もあり、むしろ男性の手が欲しいと思うこともある。」
という声も聞かれました。
やはり、企業受付にはなぜ女性しかいないのか、という点について明確な理由はなく、
男性社会だった昔に、華やかな「女性らしさ」を求めたことから、
なんとなく「受付=女性の職業」というイメージが定着したまま今に至るというところが大きいのかもしれません。
今後女性の活躍がさらに進むにつれ、男性を受付として積極的に起用する企業があってもおかしくはないですよね。
話題性もありそうですが、企業にお勤めの皆さんはどう思われますか?
岡山県生まれ。大学で英米語を専攻するも、韓国語のほうが得意。
興味・関心をもったトピックスについてジャンルを問わず執筆。
平和主義者。好きな言葉は「好きこそ物の上手なれ」