12月11日は「胃腸の日」です。
胃腸の日は、日本大衆薬工業協会(現日本OTC医薬品協会)が制定した日です。
語呂合わせ「12月(いに)11日(いい)」が由来になっています。
皆さんは胃腸が痛くなるときどのようなことを思い浮かべますか?
・食べ好き
・飲みすぎ
・緊張したとき
・ストレスを強く受けたとき
などでしょうか。
思い浮かべた中にストレスがあったかは多いかもしれません。
実はストレスや精神的な影響が身体に直接影響を及ぼすというのは、近年になって認められたことです。
例えば、「ストレス性の胃腸炎」
このストレス性という認識は広まっていませんでしたが、政府の行うストレスチェック制度などもこのストレス性〇〇という言葉を広めた要因かもしれませんね。
逆に、それまでは気分や気持ちが身体に直接的に影響を及ぼすとは考えられていなかったと思うと不思議ではあります。
精神疾患のカテゴリーでは、「心身症」という心が身体に及ぼす影響について研究を行っていたピーター・E・シフネオスという精神科医の中でも有名です。
この研究が1970年のことなので、非常に最近のことだとわかります。
<日本では特に軽視されていたストレス>
日本ではストレスについての理解は非常に乏しいと言わざるを得ません。
昭和バブル期にはやった「24時間働けますか」というフレーズをご存じでしょうか。
そんなことをしたら、身体も心もボロボロになるに決まっています。
ですが、そのフレーズは全国CMで流れ、長く積極的に働き続けることが美徳と思わせるような印象を持ちます。
これが1980年代です。
<心理的作用による身体影響の理解>
2000年代に入ると、心が身体に影響を及ぼすというのが徐々に理解されてきました。
ですが、今でも広く一般的とは言えない状況です。
ストレスや精神的な苦痛が与える主な身体影響
・腰痛
・胃痛
・筋肉痛
・発熱
など
これらは精神的な影響がとても強いとされています。
中には万年悩んできた腰痛を心理カウンセリングを行うことで直したという方まで存在するようです。
心と身体のつながり、健康にとって心を整えることがいかに重要かわかりますね。
皆さんも体の不調があった際は心にも気を遣ってみると良いかもしれません。
【12月11日はほかにもこんな日があります!!】
#国際山岳デー(国際山の日)
#THINK SOUTHの日
#ユニセフ創立記念日
#百円玉記念日
#ロールちゃんの日
#めんの日