“Floss or Die(フロス オア ダイ)”
これはアメリカ歯周病学会が1998年に発表したスローガンです。
意味は「フロスをするか、それとも死ぬか」
大げさと思う方もいるかもしれませんが、日本人のオーラルケアへの意識は他国と比べるととても低く、実は「日本人は口臭がひどい」などと言われていたりもするのです。
2013年にライオン株式会社が日本・アメリカ・スウェーデンの3カ国を対象にオーラルケア意識調査を行ったところ、欧米では半数以上の人がフロスを使用しているのに対し、日本は使用者が2割程度という結果に。
また、日本では治療目的で歯医者に通うイメージがありますが、欧米では予防目的として通っており、5割以上の人が歯科医院でオーラルケアの方法を教わっていることが分かりました。
では、なぜフロスが重要視されているのでしょうか。
歯ブラシでとれる汚れは60%と言われています。
歯ブラシでいくら丁寧に磨いても、歯と歯の間に汚れが残ってしまうのです。
そこで必要なのがフロスです。
使用上のメリットは以下の通りです。
①歯垢除去率UP
②虫歯や歯周病予防
③口臭の予防・改善
④劣化した詰め物などの早期発見
フロスを使用することにより、汚れを80%まで取ることができると言われています。
もしも歯垢を放置した場合、約2日間で石灰化が始まり、歯石になってしまいます。
歯周病対策には、この歯垢をしっかり除去することが重要です。
30代以上の約80%がかかっていると言われている歯周病。
そのトラブルの矛先は口腔内だけではありません。
歯周病が影響を及ぼすと言われている主な疾患として、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、誤嚥性肺炎、早期低体重児出産などがあげられています。
歯周病は放置してしまうと、ただ単に歯が抜けるというだけではなく、最悪生死に関わる問題へと発展してしまう危険性があるのです。
歯周病を予防することが生活習慣病を予防することに繋がります。
その予防策の1歩目として、フロスはとても重要だと言えます。
さいごに、筆者が実際に使用しているおすすめのフロスを紹介します。
URL:https://www.oralcare.co.jp/product/post-24.html
うねるような加工がされている384本の繊維が、しっかり歯垢をからめ取りスッキリします。
口臭が気になる方もぜひ使用してみてください。
毎日の歯磨きにぜひフロスを取り入れて、笑顔を守りましょう。
1992年、神奈川県生まれ。A型。動物占いはトラ。
エステサロンや脱毛サロンで勤務してました。
健康オタク。好きな食べ物はお寿司。趣味はお笑い、映画鑑賞。
好きな分野は美容、グルメ、旅行、健康。