先日、Disney+で公開された6分間のショートムービー、『Reflect/リフレクト』という作品をご存じでしょうか。
ボディイメージ問題と自尊心を持ち続けることの重要性をテーマにした作品が多くある「ショート・サーキットシリーズ」と呼ばれるものの一部で、ディズニーに今までなかった設定の映画です。
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主人公はバレエダンサーのビアンカ。
ディズニープリンセスといえば、長い奇麗な髪の毛、真っ白な肌、細いウエストを持つ女性が多いなか、彼女の体形は親近感のあるプラスサイズ。
『リフレクト』は、体形がコンプレックスというビアンカが、内面の強さと美しさを奮い立たせて疑念と恐怖に打ち勝つという物語です。
この作品は、女性を中心に問題となっている醜形恐怖症に焦点を当て話題になりました。
醜形恐怖症とは、自分の体に重大な欠陥があると思い込み、それを異常なまでに気にする病気です。
説明だけ見ると分かりにくいかもしれませんが、
・何度も鏡で姿を確認する
・しきりに髪の毛をとかす
といった行動も症状の1つと言われています。
また、病気であることに気づかず生活する人も多いです。
いまだに美しさを重視する世の中、少し疲れませんか?
もし人の容姿を笑う人がいるのであれば、笑われるべきはその古びた思考回路だと思います。
自分の姿を好きになるのも1つの強さ。
機会があれば、ぜひ『リフレクト』を見てみてください。