コロナウイルス感染者がつづる、いまこそ注目してほしい亜鉛の効能

コロナウイルス感染者がつづる、いまこそ注目してほしい亜鉛の効能

療養を経て回復した筆者の体験談を踏まえてお話しします。


人間にとってとても重要な栄養素である『亜鉛』

必ず摂取しなければいけないミネラルの1つで、自分の体内では合成できないため、外から摂取する必要があります。

普段あまり意識的に摂取している人は少ないのではないでしょうか。


主に粘膜や皮膚の健康を保つために必要な成分で、亜鉛欠乏になると以下の症状が起こる可能性があります。

<症状事例>
・皮膚の炎症、乾燥
・貧血
・生殖機能の低下
・味覚・嗅覚障害
・食欲不振
・下痢
・抜け毛の増加

亜鉛が十分に足りていると、風邪や感染症にかかりにくくなり、傷や病気の早期回復、また免疫力の向上効果があります。


亜鉛の含有量が多い食材としては牡蠣が代表的で、大粒のものであれば4個食べると1日に必要な亜鉛摂取量をカバーすることができます。

亜鉛は主に肉や魚といった動物性食品に多く含まれており、しらす、あさり、豚レバー、牛肉などが挙げられます。

また抗酸化作用があるため、アンチエイジングや生活習慣病の予防、さらには美肌・美髪効果など女性に嬉しい美容効果も期待できます。



今回亜鉛を取り上げたのは、筆者が新型コロナウイルスに感染したことがきっかけです。

発症後1日目から食欲不振、5日目から味覚・嗅覚障害に陥り、知人から亜鉛摂取を勧められました。
後遺症患者で味覚・嗅覚障害を及ぼしている場合のほとんどが亜鉛不足によるものと言われています。


実際に亜鉛サプリの服用で症状が改善されている例も多く、筆者は療養解除後から服用しましたが、1週間程度で味覚・嗅覚ともに治りました。

新型コロナウイルスの対策に効果的であるというエビデンスも発表されています。
新型コロナウイルス対策ー亜鉛の有用性に関するエビデンス | トピックス&オピニオン | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会


従来株と比べ、オミクロン株は重症化リスクが低いと言われていますが、たとえ無症状でも後遺症には警戒が必要です。
感染者数は今後どこまで跳ね上がるか分かりません。

上手にコロナと付き合っていくためにも、亜鉛サプリの活用をぜひ選択肢に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(※処方薬とサプリの併用は必ずかかりつけ医に相談してください。)



普段の食事でコンビニ弁当をよく召し上がる方は、特に亜鉛不足になりやすいので要注意です。

不調を引き起こさないためにも、食事改善やサプリ摂取を意識していきましょう。

この記事のライター

uni

1992年、神奈川県生まれ。A型。動物占いはトラ。
エステサロンや脱毛サロンで勤務してました。
健康オタク。好きな食べ物はお寿司。趣味はお笑い、映画鑑賞。
好きな分野は美容、グルメ、旅行、健康。

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