【2022年の花粉対策情報】花粉症の処方薬と市販薬を総合ランキングでご紹介!

【2022年の花粉対策情報】花粉症の処方薬と市販薬を総合ランキングでご紹介!

花粉症の薬はたくさんあって迷ってしまう…そんなときはこちらを参考にしてください!


これから迎える2月~5月は花粉症の方が最もつらい時期ですよね。
今回はそんな花粉症に関する情報をお届けします。

1年中舞っている花粉

花粉症と言うと、3~5月をイメージする方が多いと思いますが、なかには9月・10月のほうがつらいという方もいると思います。
しかし、花粉というのは1年中舞っているんです。

特に強く飛んで花粉症の人を苦しめるのが上記の月というわけです。
ここで、1年間のスケジュールのなかでどんな花粉が飛ぶのか確認してみましょう。

※スギは強いと表記されている3月の前後、2月と4月も強く飛びます。

簡易的に表記していますが、花がムズムズするなという方は上記の花粉のいずれかにアレルギー反応を示している可能性があります。

上段のハンノキ、スギ、ヒノキは木本の花粉。
下段のイネ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラは草本の花粉です。
花粉症の疑いがある方は、上記の植物にも注意を払った方が良いですね。

花粉対策

・マスクの着用
花粉対策にマスクは必需品です。
マスクが苦手な人も、昨今のコロナウイルス対策ではマスクをせざるを得ない状況。
今のままマスク着用を継続しましょう。

・目薬をさす/ゴーグルを着用する
花粉は目にもきますので、目の対策もしたいところですね。
しかし、花粉対策用のゴーグルはデザインがちょっと…という人も多いと思います。
そんなときは、目薬を使って花粉から眼球を守りましょう。
目薬は市販のものでも医者から処方されたものでも、そんなに効果は変わらないと言われています。

・免疫力をあげる
体の疲れがたまっていると、花粉症の症状が強く出てしまうという見解があります。
そこで、規則正しい食事や睡眠が必要になります。
マウス実験によると、ユーグレナはスギの花粉症状を弱める働きがあると認められているようです。
(※ユーグレナとは和名でミドリムシです。)

・家に入る前に服の花粉を軽く落とす
花粉は細かいので体に付着してしまいます。
玄関前では服をはたいて花粉を落としましょう。
そのまま家に入ると花粉を家の中に持ち込んでしまい、吸い込んでいないにも関わらず家の中でも症状が続いてしまいます。

・目や鼻を水で洗う
花粉を吸い込んでしまった鼻や口、目などを水で洗うことで症状が徐々に緩和していきます。

・花粉特化の空気清浄機を使用する
今では花粉除去に特化した空気清浄機も販売されています。
コロナウイルスやPM2.5、九州の方では黄砂などの影響で、空気清浄機は家庭の必需品になりつつありますよね。
購入する際は、ぜひ花粉に対して効果がある空気清浄機もご検討ください!

飲み薬のご紹介

もっとも効果が高いのは飲み薬です。
たくさんある花粉(アレルギー)の薬を強い順にご紹介します。

花粉に効く薬ランキング (※ステロイドを除く)

1位 ザイザル(眠くなりにくいのに効きやすい)…医師に処方してもらうならこれがお勧め

2位 タリオン(眠気に襲われるが効きやすい)…眠さに強い人は薬局で買うならコレ

3位 ジルテック(眠くなりやすく効きやすい)…市販だと新コンタック鼻炎Zが同成分

4位 アレロック(眠くなりやすく効きやすい)…市販ではなく医師からの処方で購入可

5位 クラリチン(やや眠くなりやすくやや効きやすい)…市販だとクラリチンEXが同成分

6位 アレグラ・アレジオン(眠くなりにくく効果も弱い)…症状が弱ければ市販で購入可

※効果と副作用を総合的に判断してFABOnews.が独自にランキング付けしています。

病院で処方してもらうのであれば、ザイザルがお勧めです。
薬価もさほど高くないので、市販の物と比べると雲泥の差があります。

しかし、どうしても市販の物でどうにかしたいという時は、
・とにかく症状を抑えたい、眠くなってもいい!という方➡タリオン
・症状が弱い方➡アレグラ・アレジオン
をお勧めします。

3位のジルテック、5位のクラリチンは、人によっては眠くなりづらい人もいます。
飲んでみて眠くならなければ、そちらを選んで服用するのがいいかもしれません。

番外編

上記の市販薬や処方薬をもってしても、目も開けられない、鼻水がつらくて寝られない、くしゃみが止まらないなどという場合は、ステロイド系の薬を処方してもらうこともあります。

具体的には、
・セレスタミン
・プレドニン
などが挙げられます。

しかし、どのような副作用が出るかは人次第。
例として以下のような副作用報告があります。

・体のけん怠感や発熱
・おう吐
・食欲不振または過多
・胃の痛み
・異様なむくみや肌の異常
などなど

ですが、効果は抜群です。
こちらを服用しても改善が見られない場合は、しっかりお医者さんで診てもらいましょう。

筆者の一押し

25年間強い花粉症に悩んだ筆者が選ぶ飲み薬は『ビラノア』です!
ここ数年で処方が可能になった花粉症の薬としては、比較的新しい部類になります。

このビラノアはほとんどの方に眠気が出ず、ザイザルを服用して良くならない方に対しても効果を表す可能性が高いです。
いつももらっている薬では効果がないと嘆く同じような花粉症の方に、ビラノアを処方してもらうように勧めると、すべての方が以前飲んでいたものよりも改善したと言っています。
(※筆者は医師ではありません。処方を誘導したわけではなく、紹介しただけですのであしからず。)

花粉症の薬まとめ


さいごに
薬の使用感や効果は個人差がとても強いので、詳しく知りたい、症状を細かく見たいということであれば、診療をお勧めします。
お薬はお医者さんの説明を受けて、用法容量を守って正しく服用しましょう。

この記事のライター

神奈川県生まれ。心理カウンセラー・キャリアコンサルトの有資格者。うつ病 / パニック障害 / 適応障害 / 依存症 / などの精神疾患から仕事や日常的な悩みなどを幅広くカウンセリング活動を行う。社会問題から心理学関連、カウンセラー活動記録、研修・教育、など人や仕事に関わるジャンルでライティングを行う。趣味は、アニメ鑑賞、競馬、散歩。採用コンサルタント、就業ケアマネージャーとしても活動。

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