イクメンオブザイヤーが決定

イクメンオブザイヤーが決定

いつまで男性は家事・育児を「手伝う」立場なの?


10月19日に、今年育児を頑張ったパパ、イクメンオブザイヤー受賞者が発表されました。

日本記念日協会に制定されている10(とうさん)19(育児)の日に合わせ、2011年より毎年、芸能関係者から受賞者を選出しています。


イクメンオブザイヤー公式サイトによると、

ママを子育てから解放し、ママの幸せを考えてゆくイクメンを世の中に増やしていくと同時に、“男性の育児休暇推進運動”の一端を担った啓発イベント

としています。


2021年受賞者は以下の通りです。

・イクメン芸能部門:JOYさん、登坂淳一さん
・イクメンエンターテインメント部門:EXILE MAKIDAIさん
・イクメン動画クリエイター部門:ンダホさん(フィッシャーズ)
・イクメンスポーツレジェンド部門:アレックス・ラミレスさん


誰かが表彰されるというのはとてもおめでたいことだと思いますが、イクメンを増やすのを目的としていることに筆者としては疑問を感じます。


そもそも自分の子どもですよね?

育てるのって当たり前じゃないですか?





家事・育児が女性の仕事だと思われていた時代から進んでいるとはいえ、まだまだ自分は「手伝う」立場だと考えている男性は少なくないと思います。


(だからこそ、この「イクメンオブザイヤー」という賞があるのだと思いますし…)


男性の育休取得は大賛成ですが、そもそも日ごろから家事・育児をやってこなかった人が、いきなりそれをこなすことは容易ではないですよね。


短期でも長期でも、育児休暇を取得した男性がどの程度の家事・育児をこなしているのかは家庭によってさまざまかとは思いますが、
SNSの投稿などを見ると、夫が洗濯機すら回せないなんてこともざらにあるようです。


せめて出産前には、当たり前のことは当たり前にできるようになっていてほしいところです。

つわり中に体調が優れず、ご飯が作れないなんてありえない話ではないですよね。

家事を分担したり、家事に関するルールを決めたりすることで、うまくいっている家庭もたくさんあります。

家事は昇進の妨げになんてなりませんから、どうか安心して男性の皆さんは積極的に家事を行ってほしいと思います。


イクメンオブザイヤー公式サイト


この記事のライター

1996年、新潟県生まれ。
趣味は献血、フォロワー1人のインスタアカウント有。
日本一の抹茶アイスを作るため研究中。

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