7月24日は「河童忌」です。
なかなか聞きなれない日だとは思いますが、ご存じでしょうか?
実はこの河童忌、あの芥川賞で有名な芥川龍之介の命日と同じなんです。
芥川龍之介の作品に『河童』という作品があります。
この “河童” × “芥川龍之介の命日” という掛け合わせから、7月24日が河童忌に制定されたようです。
この芥川龍之介の『河童』という作品、ご存じでない方は気になるかと思いますが、当時の日本へのとんでもない強いアンチテーゼだと筆者は感じました。
今回は本書の内容について紹介はしないので、もしご興味があればこちらからどうぞ。
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ところで皆さん、河童を英語でなんと言うかご存じですか?
答えは「KAPPA」。
そのままですね。
これは日本固有の伝説ということを意味しています。
世界各国さまざまな逸話や神話などがあり、鬼や巨人、鳥人、龍など近しい概念のものはたくさんありますが、河童は日本のみ。
英語で表現しようとすると、
river(河)imp(鬼)
water(水辺)imp(鬼)
と恐ろしく直訳になりますが、鬼なのかどうかというところは悩みどころです。
誰が言い始めたかも、もはや諸説ありすぎてわからないのですが、そういったこともロマンの1つとして考えると面白いですね。
ちなみに日本全国に「河童」という言葉や存在が知れ渡ったのは、先述している芥川龍之介の書籍『河童』であることは間違いないと言えます。
出典元:葛飾北斎『北斎漫画』三編 72頁「河童」
実は河童はかなり古くから言い伝えられていて、たくさんの人が絵を描いています。
『富嶽三十六景』で有名な葛飾北斎もその1人です。
葛飾北斎が描いた『北斎漫画』のなかで、しっかりと河童の存在が確認できます。
想像しているより少しシュールな気がしますが、まさに河童です。
筆者の地元には、河童が出ると言われる池がありました。
そして河童のことを調べれば調べるほど、日本全国どこにでも伝承があるような気さえしました。
もしかしたら、河童は日本全国どこにでも生息していたのかもしれませんね…。
皆さんの地元には、不思議な言い伝えがある場所はありますか?
7月24日はほかにもこんな日があります!!
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