「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日
これは、1987年に歌人 俵万智(たわら まち)が発表した『サラダ記念日』のなかの一首です。
歌集を手にしたことがない人も、この一首は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この歌集は現代短歌の先駆けでもあり、また「記念日」という言葉自体を定着させるきっかけとなりました。
・俳句…季語を用いて5・7・5のリズムで作る。
・短歌…5・7・5・7・7のリズムで作る。季語は必要としない。
このように短歌は比較的自由度が高いため、誰でも気軽に詠むことができ、度々短歌ブームが起きています。
「短歌」と聞くと、なんだか歴史が頭の中を駆け巡り、難しそう…と懸念してしまいがちですが、現代短歌を詠んでみると、情景が想像しやすく親しみやすいことが分かるかと思います。
いくつか現代短歌を以下にてご紹介します。
一年は短いけれど一日は長いと思っている誕生日 /俵万智 とりもどすことのできない風船をああ遠いねえと最後まで見た /東直子 違いとは間違いじゃない窓ひとつひとつに別の青空がある /木下龍也 約束をしないつもりで生きてきたでもあの人とは約束をしたい /九螺ささら ガーベラもダリアも花と呼ぶきみがコスモスだけはコスモスと呼ぶ/工藤玲音 |
いかがでしょうか。
なんだか“エモさ”を感じませんか?
SNS世代にも人気の短歌、皆さんもぜひ今の感情を31語にしたためてみてください。
7月6日はほかにもこんな日があります!!
#情報サイト・COMUGICOの日
#ナンの日
#メロンの日
#セコムの日
#手巻きロールケーキの日
#公認会計士の日