毎年6月16日は「和菓子の日」です。
1979年に全国和菓子協会が制定しましたが、その起源は平安時代まで遡ります。
現代のように医療が発達していなかった時代は、疫病がはやると年号を改めたりしていましたが、平安時代中期、仁明天皇が年号を「嘉祥(かしょう/かじょう)」と改めました。
その年の6月16日、16個の菓子や餅をお供えして、疫病退散や健康招福などをお祈りしたことが始まりとされています。
和菓子と言えば、大福や桜餅・羊羹などが思い浮かびますが、実はカステラも和菓子に分類されるのです。
その理由は和菓子と洋菓子の判断基準にあります。
明治以前からあるお菓子を「和菓子」、明治以降に入ってきたものを「洋菓子」としていますが、カステラが日本へ来たのは16世紀後半の室町時代。
ポルトガルからキリスト教や鉄砲と一緒に伝えられましたが、その時伝えられたものを正確には「南蛮菓子」と言い、日本独自に発展したものを「カステラ」と呼びます。
これらの観点からカステラは和菓子とされています。
和菓子の日に合わせてイベントを行う和菓子店も多くあります。
あまり和菓子を食べる機会のなかった人も、この日をきっかけに“推し和菓子”を見つけてみてはいかがでしょうか。
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