6月5日は語呂合わせで「ろうごの日」です。
老後老後と聞くけれど、皆さんは何歳から老後とするのかご存じですか?
現在は医療が発達していて、60歳・70歳・80歳でも元気で若々しい方が多いですよね。
生命保険文化センターが実施した『生活保障に関する調査』における“老後資金を使い始めようと考える年齢”として、約65.9歳と掲示されています。
企業の定年制度で多いのも65歳ですので、定年を機に老後と考えることが一般的なのかもしれませんね。
では、老後にはどの程度の貯蓄が必要なのでしょうか?
年金と貯蓄
日本は国民皆年金と言って、すべての方が国民年金の対象であり、企業勤めの場合は厚生年金も上乗せされる形で受け取るケースが最も多いと言えます。
▶年金を満額支払っていた場合の現在の制度上の支給額目安 老齢基礎年金(国民年金) 年間80万弱 老齢厚生年金(厚生年金) 年間120万弱 |
老齢基礎年金は支払っていればすべての方がもらえるもの、老齢厚生年金は企業勤めをしていた方がもらえるものです。(※詳細は割愛)
したがって、フリーランスや自営業の方は老齢基礎年金のみ支給となります。
自営業だった方の月間支給額は6万5千円程度
会社員だった方の月間支給額は16万3千円程度
ということになります。
単身だと、老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計は年間で200万円弱と言えます。
金融庁が示した老後に必要なお金は2000万円
ニュースに取り上げられて炎上したこの内容、実は金融庁としては現実的かつ最低限の金額を示していると言えます。
今は100歳まで生きる時代だと言われていますが、平均寿命を性別関係なく85歳と考えた場合、65歳に給与支払いが終わってからこの先20年間生きることになります。
つまり金融庁は、
「毎年100万円(20年×100万円)程度を自分たちのお金で底上げしないと生きていけないのですよ」
という内容を伝えたことになります。
皆さんの現在の年収はいくらぐらいでしょうか。
税金のことをいったん差し引いて考えると、金融庁は
「年収300万円程度の生活をするには2,000万円の貯金が必要です」
と言っていることになります。
単身で年収400万円の人が同等の生活水準を守ろうとした場合、必要な貯金額は4,000万円。
500万円水準なら6,000万円、600万円水準なら8,000万円です。
当然ながら子どもの有無や体調、地域や環境によって変わるものではありますが、老後資金は想像以上に必要だということが理解できますね。
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筆者としては、日本国民の負う税金や年金額のわりに、そもそもの年金支給額が低すぎると考えてしまいます。
とは言え、労働している以上は年金から逃れることはできません。
貯蓄に回せるお金が少ないなかで、円安になり物価が上がり続けるこの状況から、これからの日本に不安を感じてしまいます。
皆さんは年金についてどのように考えますか?
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