国際盲導犬連盟(IGDF)の前身である国際盲導犬学校連盟が発足した1989年4月12日水曜日にちなみ、毎年4月の最終水曜日は「国際盲導犬の日」に制定されています。
世界各国で盲導犬への理解を呼びかけ、その普及と発展につなげるのが目的です。
世界で盲導犬の育成が始まったのは1910年頃とされており、日本では1939年、戦争で傷ついた軍人のためドイツから4頭のシェパードが輸入されたのが始まりでした
盲導犬とは
目の見えない、または見えにくい人が安全に歩けるようお手伝いする大切なパートナーです。
お店や病院など、多くの人が利用する施設において、盲導犬・介助犬・聴導犬の同伴受け入れを義務付ける法律「身体障害者補助犬法」に基づき認定された犬であり、特別な訓練を受けています。
主な仕事としては3つ。
①角を教える
②段差を教える
③障害物を教える
パートナーが行きたい目的地までの道のりを安全に導いてくれます。
盲導犬と聞くと、なんとなくラブラドールレトリーバーをイメージする人が多いかと思いますが、それもそのはず。
日本の盲導犬の80%以上がラブラドールレトリーバーなんです。
ラブラドールレトリーバーはおっとりした人懐こい性格で、元々使役犬だったため従順ですので、盲導犬としてのお仕事にも適しています。
盲導犬を見かけたら
盲導犬は仕事中必ず白いハーネスを身につけているので、その見た目でも判断しやすいかと思います。
盲導犬を見かけたら、とにかく温かく見守ること。
盲導犬が集中力を欠いてしまうと、パートナーの安全にも支障をきたします。
・じっと前から見つめる
・声をかける
・食べ物をあげる
・なでる
・自分のペットを近づける
こういった行為はご法度です。
小さいお子様だと、「ワンワンだ!」と喜んで近づいてしまうこともあるかもしれません。
保護者の方は目を離さず、ぜひご家庭で盲導犬についても教えてあげてくださいね。
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献身的に人間の暮らしに寄り添ってくれるワンちゃんたち。
そんなワンちゃんたちを私たちもまた守り支える必要があります。
盲導犬の育成費用の90%は寄付によって成り立っているそうです。
今日は「国際盲導犬の日」。
盲導犬について理解を深め、自分にできる範囲の支援をしてみるのはいかがでしょうか。
公益財団法人,日本盲導犬協会の公式ホームページです。目の見えない、見えにくい、視覚障がいをお持ちの方に安全で快適な盲導犬との歩行を提供するための情報を掲載しています。ボランティア・寄付に関する情報、盲導犬訓練センターの最新情報や、盲導犬訓練士学校、採用情報など。
4月27日はほかにもこんな日があります!!
#タッパーの日
#スタジオキャラットの日
#つなぐ日
#駒ヶ根ソースかつ丼の日