毎年、世界各地で「恋人たちの日」として祝われているバレンタインデー。
その歴史はローマ帝国の時代までさかのぼるとされていて、かつてバレンタインデーは西暦269年2月14日に処刑された司祭 ヴァレンティノを祭る日だったと言われています。
14世紀頃になると、愛に尽くしたヴァレンティノにちなんで愛を告白する風習が生まれ、現代の「恋人たちの日」へとつながりました。
所説ありますが、日本では神戸を代表する洋菓子メーカー『モロゾフ』が1932年にバレンタインデーを初めて日本で取り上げたという説があり、社会的にバレンタインデーが定着したのは1970年代後半です。
バレンタインと言えば、女性から男性へチョコレートを贈り、愛の告白をするという風習が根付いていますよね。
本命チョコだけではなく、義理チョコ、友チョコ、自分へのご褒美チョコなど、時代によってその目的も多様化しています。
実はこの女性から男性へ贈り物をするという文化は、日本独自ということを知っていましたか?
バレンタインデーの過ごし方は国によってさまざまなのです。
■世界各地のバレンタインデー
■アメリカ
男性から女性へ贈り物をする文化です。
贈り物はチョコレートに限らず、花束やジュエリー、ワインなど。
またメッセージカードを贈る文化があり、バレンタインデーはクリスマスに次いでメッセージカードの購入額が増えるそうです。
誕生日よりも多いというのは驚きですね。
■イギリス
バレンタインデーに贈り物をするという風習は、19世紀後半のイギリスで始まったと言われています。
イギリスでは、男性から思いを寄せる女性へひっそりと気持ちを伝える日です。
当日は、匿名でメッセージカ-ドやプレゼントを相手の自宅に届けるサプライズ形式だそうですよ。
■フランス
バレンタインはフランス語で「La Saint-Valentin(ラ・サンヴァロンタン)」。
「恋人たちのお祭り」を意味します。
恋人たちの日として定着しているため、当日は恋人同士や夫婦同士で一緒に過ごすことを重要としています。
贈り物で最も多いのは、男性から女性へ花束のプレゼントです。
■イタリア
バレンタインデー発祥の地のイタリア。
男女でプレゼントを贈り合いますが、男性から女性に贈るケースが多く、赤いバラを贈るのが一般的です。
バレンタインデーにはバラの花束を持つ男性が街に溢れるとか。さすが愛の国イタリアですね。
■韓国
日本から文化が伝わり、女性から男性へチョコレートをプレゼントするのが一般的です。
義理チョコや友チョコを贈りあうなど、日本に1番近い文化です。
韓国は恋人同士の記念日が多く、3月14日のホワイトデーに続き、4月14日のバレンタインデー、ホワイトデーに何ももらえなかった、または恋人がいない男女が黒服を着てチャジャンミョン(韓国風ジャージャー麵)やブラックコーヒーといった黒い食べ物を食べるブラックデーがあります。
他にも5月14日のローズデー、6月14日のキスデーなど、毎月14日に記念日がありイベントが盛りだくさんです。
女性から男性へプレゼントを贈るという文化は、韓国が日本と1番似ていますね。
ほとんどの国が、バレンタインデーは男性から行動を起こすイベントということに驚きました。
毎年恒例行事のバレンタインデー。
マンネリ化してしまっているというカップルや夫婦の方、今年は男性からアクションを起こしてみるのもいいかもしれませんね。
2月14日はほかにもこんな日があります!!
#セカンドオピニオンを考える日
#ザ・ローリング・ストーンズの日
#恋の神様の日
#イケメンの日
#自動車保険の日
#予防接種記念日
#ロディの日
#ふんどしの日
#にぼしの日
#チョコレートの日