1月14日は「飾納・松納」、お正月飾りなどをしまう日です。
飾っている方は今日までにしまいましょう!
ところで皆さん、お正月飾りを何のために飾っているかご存じでしょうか。
お正月飾りの意味
お正月は「年神様」を家に迎え入れる行事とされています。
そのため、年神様が入ってきやすいようにお正月飾りを玄関に飾るのです。
(※年神様はさまざまな神様の総称です。)
年神様はその年の福を運んでくると言われていて、昔からの慣習によって作り上げれた民間的な宗教とも言えます。
各飾り付けの意味
■門松(かどまつ)
よく玄関先などに置かれる門松には、松竹梅があしらわられています。
「松竹梅(しょうちくばい)」という言葉は有名ですよね。
年中落ちることがない松の葉、どんな季節でも力強く伸びてたたずむ竹、そして縁起物とされる梅、この3つが揃ったものが門松です。
確かに縁起がよさそうですし、年神様を迎え入れるには適していると思えますね。
■しめ飾り/しめ縄飾り (しめかざり/しめなわかざり)
神社などで使われる理由と同じですが、しめ縄は災厄から身を守ることができると信じられています。
1年の始まりの日に災難や厄が訪れないように、しめ縄でお祓いをするような意味があります。
■鏡餅(かがみもち)
年神様の中の「穀物の神様」に対するお供え物です。
昔は農作が重要だったからこそ、お米を使ったお供え物でその年の豊作を願ったんですね。
ちなみに鏡餅は、
・餅=鏡
・橙(みかん)=玉(勾玉)
・串に刺された柿等の串=剣
に見立てられていて、こちらも有名な3種の神器(八咫鏡・天叢雲剣(草薙剣)・八尺瓊勾玉)をお供えするという縁起の良さがあります。
このようにたくさんの縁起物を飾ることで、年神様を迎えるための儀式のようなものがお正月の意味でもあったんですね。
そんなお供え物を納めるのが14日。
決められたこの日を過ぎてしまうと縁起が悪くなってしまいそうですね。
皆さんも注意して今日中に飾納・松納を行いましょう!
1月14日はほかにもこんな日があります!!
#とんど・左義長
#十四日年越し
#愛と希望と勇気の日
#尖閣諸島開拓の日
#褒め言葉カードの日