今日12月22日は「働く女性の日」です。
企画販売会社のmanriが制定した日で、働く女性同士で井戸端会議を行って元気に帰ってほしいという思いで作られました。
「働く女性の日」の制定は、manriがクラウドファンディングを行って実現しています。
もしかしたら参加した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
働く女性の日が制定される悲しみ
「働く女性の日」は制定されてからまだまだ日が浅く、ここ最近の話と言えます。
それを踏まえて考えると、このような女性に特化した日を制定しなければならないほど、“女性が働く”ということ自体、今の日本ではまだまだハンデがあるのだと思い知らされます。
ここ最近は、SDGs、ダイバーシティ、ワークライフバランス、ポジティブアクション、性差別、ジェンダーギャップという制度とその普及、某大学の男性優遇(女性劣勢)、男女の賃金格差などから、社会における女性の立場が男性と大きく異なることが露呈しています。
「女性だから」「男性だから」がない世界
生きていくうえで「女性だから」「男性だから」ということのない時代はいつ訪れるのでしょうか。
仕事において、男女による能力差は限りなくないものだと思います。
肉体労働や細かい作業は…などという意見も散見されますが、それすらも男女問わず適材適所だと考えられます。
もちろん男性特有の悩みや女性特有の悩みは存在するものですが、働くことで生まれる悩みは同じではないでしょうか。
世界と日本の大きな差
「ジェンダーギャップ指数」という言葉をご存じでしょうか。
ジェンダーギャップと言うのは、男性と女性という性別による差を表します。
特に日本のジェンダーギャップは、世界基準で見ると差があることがわかります。
(詳細はまた別の機会に)
例えば、女性の役職者が少ないこと、女性に非正規雇用が多いこと、女性のほうが無条件で賃金が低いことがギャップと言えます。
日本政府に所属する国会議員の数が少ないことなども挙げることができます。
このように、どこまでいってもまだまだ日本は「男性社会」なのだと痛感させられます。
今ある差を理解し認めることはもちろん、意識改革、共通の認識がなければこの差はいつまでも埋まらないものとなるでしょう。
ジェンダーギャップ指数が高止まりしている日本は今、性差別の撤廃から脱却している国から見れば滑稽で恥ずかしい国に見えるのではないでしょうか。
自国をそんなふうに見られるのは、いかに技術や礼儀などが評価されていてもよいことではないですよね。
さいごに
“働く女性”という言葉自体に違和感を感じる社会。
そんな日本になってほしいと思います。
12月22日はほかにもこんな日があります!!
#冬至
#改正民法公布記念日
#労働組合法制定記念日
#ジェネリック医薬品の日
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