12月18日は「国際移民デー」です。
国際移民デーとは、全世界における移住労働者やその家族の権利の保護について、国際的に理解を進めるための日です。
日本ではあまり馴染みがなかったり、事情を知らなかったりしますよね。
今回は日本の移民事情についてお伝えします。
移民とは
仕事や勉学などに関する理由で、本来の居住区から離れて生活している人のことを指します。
また、やむを得ない理由で移動しなければならない人も同様です。
このとき国境を超えるか超えないかは問わないことになっているようです。
移民と難民の違い
移民と難民は、結論として同じことです。
難民とは、紛争や迫害・災害といった理由で移動を余儀なくされた人と捉えて差し支えありません。
つまり、移民のなかでも特定の理由を持つ人ですね。
日本への移民
2019年4月に『出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律』が施行されています。
今から約2年半前ですね。
どのようなことが定められたのかと言うと、主に「特定技能を持った人の労働力としての受け入れ」です。
つまり、日本では労働力として移民したいという外国人を受け入れることになっています。
これ自体はフランスなどと同じ方向性です。
しかし、在留期間が5年までである、家族の帯同を認めていないなどは、世界的に見ても非常に厳しい条件と言えます。
移民の問題
移民をいくらでも受け入れられるかと言うと、決してそうではありません。
どこの国でも性差別、人種差別などの意識的な問題がありますし、不法滞在や現国民との就業バランスの問題なども存在します。
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SDGsが世界的に推進されるなかで、先進国とされている日本がどのような姿勢で移民の方と共存していくべきか、国民1人1人の考えも必要な問題ですね。
12月18日はほかにもこんな日があります!!
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