11月29日は「いい文具の日」です。
今日は、日本製の筆記用具に対する海外からの評価をご紹介します。
まずはこちらをご覧ください。
日本の筆記用具で最も人気が高いのがボールペンです。
■日本のボールペンの輸出ランキングTOP3
1位 アメリカ … 294,575,000本
2位 中国 … 180,605,000本
3位 フランス … 59,831,000本
(日本筆記具工業会 HP品目別・国別輸出入統計を参照)
上記3ヵ国だけでも、とんでもない数の本数を出荷していますね。
アメリカと中国は人口が多いので想像がつきますが、フランスはちょっと意外な結果です。
フランスでは日本の消せるボールペンが人気のようです。
人口比で言うと、例えばアメリカの人口は約3億3千万人なので、ほぼ1人1本を所有しているということですね。
(単純計算ですが…)
これだけ見ても、多くの人が日本のボールペンを求めてくれていることがわかります。
中国は同じアジア圏ですが、日本のボールペンが評価されていると思うと嬉しいですね。
では、なぜこんなにも海外に日本製のボールペンが求められているのでしょうか。
■日本製のボールペンは品質が良い
日本の小さいものに対する技術は総じて高い評価を得ています。
一言で言うと、細かい作業が得意だということなのですが、
例えば、ガラス細工や木工細工などと同様、ボールペンやシャープペンシルはとても細かい設計と部品で作成されています。
かつ、それらを100円前後で販売しているのですから、とてもすごいことですよね。
実際に海外製のボールペンを使ったことがある方の感想としては、
「線が太くてムラがある」
「インクが途中で出なくなって書けなくなる」
「出し入れのボタンが埋まってしまって使えなくなる」
「書こうするとペン先が戻ってしまって壊れる」
などの声がありました。
日本製でも同じような現象は起こりますが、海外製は特に上記のようになってしまうことが多いと感じるようです。
日本のボールペンは、ノベルティでついてくるレベルのものでも、そのようなことはほとんどありませんよね。
これだと日本のボールペンが人気なのも納得です。
悲しいことに、この日本の技術を日本人が1番知らないかもしれません。
文具業界は、IT化の波やDX化によって徐々に経済力がなくなっているのが事実です。
この技術を日本に残しながら、さらなる発展も期待したいところですね。
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