河野太郎デジタル相は、
・2024年秋、健康保険証を廃止しマイナンバーカードへ一体化
・2024年度末までには運転免許証とマイナンバーカードの一体化
を発表し、不安の声が高まっていますが、そもそもマイナンバーカードとは何なのでしょうか?
マイナンバーカードとは
マイナンバーカードとは、マイナンバーが記載された顔写真付きのカードのことで、本人確認のための身分証として利用できます。
マイナンバーは国民1人1人に与えられた12桁の個人番号のことで、マイナンバーの漏えいは個人情報漏えいとも言える大事な番号です。
2015年10月から通知が開始され、2016年1月から交付が始まりました。
マイナンバーカードの有効期限は、発行日から10回目の誕生日(未成年は5回目)まで。
電子証明書は、年齢問わず発行日から5回目の誕生日までに設定されています。
2022年9月時点の交付率が49.0%と“任意の壁”にぶち当たっている政府は、“事実上の義務”を科すことでマイナンバーカードの交付率増加を目指しています。
マイナンバーカードでできること
① マイナンバーの提示が必要な場面で、マイナンバーを証明する書類として使用できる
②本人確認書類として有効
③民間のオンラインサービス(オンラインバンキング、オンライン取引など)で利用可能
④コンビニで住民票などの各種公的書類が取得可能
⑤各種行政手続きや確定申告がオンラインで可能
⑥マイナポータルが利用可能
⑦一部医療機関で健康保険証として利用可能
(※2022年10月18日時点、マイナ保険証のみ)
⑧期限内の申し込みでマイナポイントが受け取り可能
申請方法
・郵送申請
⇒個人番号カード交付申請書に従って必要事項を記入し、顔写真を貼り付けポストに投函
・オンライン申請
⇒こちらからご確認ください。
・証明写真機申請
⇒街中の証明写真機で「個人番号カード申請」を選択し、交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざします。
案内に従って必要事項を入力、顔写真を撮影して申請します。
(※対応していない証明写真機もあります。)
マイナポータルとは
子育てや介護などの行政手続きがオンラインで利用できます。
また、行政機関などが保有する自身の情報の確認や、行政機関などからのお知らせ通知の受信などができます。
マイナポイントとは
マイナポイントとは、期間内にマイナンバーカードの各種申請・登録をすることで付与されるポイントのことを指します。
2022年9月でマイナポイント付与は終了の予定でしたが、政府は3ヶ月の延長を決定し、現在は2022年12月末までのマイナンバーカード申し込みで、新規取得は最大5000円分のポイント、健康保険証としての利用申し込みで7500円分のポイント、公金受取口座の登録で7500円分のポイントが付与され、最大2万円分のポイントが取得可能です。
(※申し込みにはキャッシュレス決済サービスが必要です。現金での還元ではなく、あくまでポイント還元です。)
・新規取得の場合
マイナポイントの申込み後、20,000円までのチャージまたは買い物をすると、利用金額の25%のマイナポイント(最大5000円分)を受け取ることができます。
・健康保険証として利用の場合
健康保険証として利用できるよう申込みを行い、インターネットからマイナポイントの申込みをすることで7500円分のマイナポイントを受け取ることができます。
・公金受取口座の登録
自身の預貯金口座を国(デジタル庁)に登録し、インターネットからマイナポイントの申込みをすることでマイナポイントを受け取ることができます。
▶利用可能なキャッシュレス決済◀
電子マネーやQRコード決済、クレジットカードなど幅広いサービスで利用可能です。
還元方法や還元時期などはサービスによって異なりますので、詳細は上記URL内の利用したいサービスを押下の上ご確認ください。
1996年、新潟県生まれ。
趣味は献血、フォロワー1人のインスタアカウント有。
日本一の抹茶アイスを作るため研究中。