12月4日は「血清療法の日」です。
血清療法とは、抗体がある血清を患者に注射することで、抗体を持たせて毒素を中和する治療法です。
(※血清は血が固まるときにできる上澄みの液体)
聞き慣れない言葉ですが、この治療法の発見によって第1回ノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
今日は血清にちなんで、血液の話を少しさせていただきます。
血液型占い
皆さんは血液型によって性格が異なるという話、耳にしたことありませんか。
例えば、A型は几帳面で神経質、B型は自己中心的、O型はおっとりしておおざっぱ、AB型は裏表がある…などなど。
これには科学的な根拠が全くありません。
それでも血液型占いが廃れないのは、なんとなく当てはまるような気がしてしまうからなのでしょうか。
ちなみにこの血液型による占いは、日本独自の思い込みのようなので、海外の方には一切通用しません。
同時に、1歩間違えると差別と捉えられかねませんのでご注意ください。
■血液型占いは性格分析?
もともと血液型占いは、性格診断に関わる論文として古川竹二氏が発表しました。
内容については省かせていただきますが、根拠・論拠があると言えるような論文ではなかったというのが世間の評価のようです。
FABOnews.ライター兼心理カウンセラー:柳橋氏に聞く
確かに、体形や見た目を元に簡単な性格分析が始まったのは事実です。
痩せ型、肥満型、筋肉質型、などというその人の体形に合わせた性格を予測していました。
しかし、それもだいぶ前の話です。
血液型にも体形にも、その時代の統計的なデータはあるのかもしれませんが、根拠や論拠はありませんね。
それと、血液型で性格分析する学者がいるという話も聞いたことはありません。
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やはり血液型で性格分析を行うことは、今のところできないようですね。
日本人の占い好きに拍車がかかったのでしょうか…。
血液型で性格分析をするのはほどほどにしましょうね。
12月4日はほかにもこんな日があります!!
#E.Tの日
#聖バルバラの日
#みたらしだんごの日